日本の中南部に位置する伊賀の丸柱は、山奥のどかな地域です。人口650人ほどのこの小さな村は、古くから伊賀焼と呼ばれる焼き物で知られています。現在も、いくつかの窯元が伊賀焼を続けています。福森道歩さんも、その伝統を受け継ぐ窯元のひとつ。400年以上もの間、家業である窯元が窯焚きを続けてきました。道歩さんが心を込めて作っているのは「土鍋」で、古くから伝わる料理道具を、現代の人たちにも楽しんでもらいたいという願いが込められている。自分なりの「土鍋」レシピを考案し、かつてのように日本中の台所で土鍋を愛用してもらえるようになってほしいと願っています。
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