あらゆるメディアから情報を受け取り、誰もが手軽に情報発信ができるデジタル時代。膨大な量のなか、接した情報はファクト(事実)なのか、オピニオン(意見)なのか、それともフェイク(偽情報)なのか。しかも、その情報は偏り過ぎていないのか。
日常生活でデジタルが必要不可欠ないま、よりよい人生を選択するためには、「正確な情報を取捨選択する力」や「メディアのあり方を考えて発信する力」(=メディア・リテラシー)を身につけていくことが大切だ。
社会が、偏った情報や誤った情報によって分断が進まないようにしていくために、ひとりひとりの“なんとなく不安・心配なこと”“漠然と感じるこれから起こりうる危機・恐怖”とその対処について、学生や市民がアカデミズムの拠点である大学の教員やメディアの専門家たちをパネリストに迎え、一緒に広く考える。