2020年5月政権に批判的な報道をしてきたフィリピン最大の放送局が放送停止に。混乱の中女性記者が仲間の姿を記録した。生き残りをかけた放送局内部のドキュメント。
2020年5月、ドゥテルテ政権に批判的な報道を続けてきたフィリピン最大の放送局ABS-CBNが放送停止に追い込まれた。混乱の中、ニュースルームに所属する女性シアラは自分や仲間の撮影をはじめた。停波後、彼女たちはSNSを通じてコロナ最新情報を発信。またニュース部門のトップ・ジンは放送再開を求め公聴会に臨む。当事者が記録する放送停止から18か月の姿を通して、“放送”の価値とは何かを浮き彫りにする。NHKとフィリピンのVoyage Studioとの国際共同制作番組です。
弊社は、番組制作と英語版制作を担当しました。